2025/03/05

今日は地元学の講座で、川原町・鉈屋町界隈を散策してきました。
川原町にある御蔵に集合すると、地域の人達や各種市民団体、そして岩大の学生さんが15名程参加していて、総勢約35名と活気ある感じではじまりました。4グループはそれぞれ杉戸手コース、新山舟橋コースに分かれ、地域のお宝発掘へ!
途中、学生さんと一緒だったのが功を奏したのか、突撃お宅訪問!もあり、普段は見せてもらえない素晴らしいお宝を沢山拝見することができ、大感激!!
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![]() なんで逆になってるんだろう? |
![]() 普段は入れない某町家に潜入♪ |
まち歩きから戻ったあとは、ゆっくり時間を掛けてそのお宝だと思ったものを、マップに落としていきながら、グループ内で色々な話をしました。私のグループは50~70代の地元女性、この界隈や市内で活動する有名なあの女性、そして岩大の学生と院生、その中にモンゴルからの留学生もいて、同じものを見てきたのに、色々な視点や想いから興味深い議論が出来ました。
初めてその地を訪れるよそ者だから見えるお宝があり、地元の人だから知っているお宝や価値がある。また、それをコミュニケーションの中で引きだし、高めあっていく中で新たな価値を生み出し、未来が描けていく感じを共に体感できとても良い時間を過ごしました。
最後に4グループから本日の成果を発表してもらい、さらに新たな発見があり、盛り沢山でした!
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特に目から鱗だったのが、新山舟橋についての提案。
ある学生さんの発表に舟橋がプリントされているクリアボードを、石碑あたりの川岸に設置し、そのクリアーボードを通して対岸を見ると北上川に舟橋が浮かんでいるのが再現される(見る事が出来る)、というもの。思わず“素晴しい!!”と、うなってしまった。
舟橋を復活させようとの議論はよく聞きますが、具体的な案や設置費用、管理、運営等を考えるとなかなか進まない。そんな中で、この提案はたぶん皆の頭にすぐに画が描けただけでなく、やろうと思えば色々な意味で簡単に実現出来そう!
やっぱり、現場を歩いて、様々な人と話をして、魅力的な未来に夢を馳せながら知恵を絞っていくこの過程ってとても大事だなぁと思った講座でした。