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第15回「てどらんご」おすすめ出店者さん その5

time 2016/10/08

第15回「てどらんご」おすすめ出店者さん その5


第15回てどらんご おすすめ出店者さん
その5は、金属や天然石でアクセサリーを制作しているshizkiroさんです。

昨年までmikeとして、てどらんごに出店してくださっていましたが、今年からは屋号も新たに、金属の作品を中心に制作されるそうです。
金属加工の道具が揃った作業場なども取材させていただきました!
どうぞ、ご覧ください!!

も:窓際に並んだ道具が綺麗ですね。格好良い。
この道具も揃えたんですか?結構ありますよねぇ。

し:揃えましたねぇ。ホントに彫金だけは続けようと思って。
色々やってやめてを繰り返していたので、長くおばあさんになっても続けたいと思いまして。

も:彫金は始めてどのくらいになるんですか?

し:彫金は始めて、そんなに年が経っていなくて…。
2014年に始めたので、まだ3年目。
それの前の、一番初めに手作りのものを販売しようと思ったのは…。

も:あ!カンペが出た。笑

し:8年前、子供用のリボンとか布小物を作って、フリマで売ったりしてました。
それから子供がまだ小さかったので、編み細工・七五三のつまみ細工とかを作って、それを売ったりしていて、その他にもカルトナージュ…。

も:カルトナージュというのは?

し:うんと~、布箱。

も:カルトナージュっていうんですね。知らなかった。
凄い。ちゃんと予測変換も出てきた!笑

一同:ハハハハハ。笑

も;大まかな作り方を教えていただけますか?

し:基本的な作り方は、糸鋸で切って、やすりでけずって、バーナーでなまして形を整えて、薬品を使って洗って、磨きとなります。

も:洗う?何のために洗うんですか?

し:火を使うと黒くなるんですね。酸化して。
それを取るために、薬品を使って、磨いて、洗って。

も:工程では、どの工程が一番好きですか?

し:好きなのは、やすりで削るのが一番好きですね。あの地道な作業がたまらないです。

も:あのゴリゴリ音がするやつですね。好きなポイントって何ですか?

し:やっぱり少しづつ形が表れて、完成に近づく感じが。
切るときは遠うんですけど、やすりで削っていくと…

も:「キタキター」みたいな。笑

し:蝋付けという、金属と金属をくっ付ける作業も好きですね。
失敗することもありますけどね。苦笑

も:デザインがたくさんありますが、イメージはどこから来るんですか?

し:うちでキャンプとかよく行くんですけど。

も:あ~はい。自然の中で。

し:あと川とか、湖もしょっちゅう。家族で行ったときに、ぼーっとしているときですかね。
一番多いのは。リラックスしていると栓が抜けるように出てくる瞬間があるように感じます。

も:栓が抜けるというのは?

し:つまりが取れるみたいな。

も:お風呂の栓とか、ああいう栓ですか?

し:はい。日常のガチャガチャしている「アレして、コレして」というのが、取れる瞬間がたぶん皆さんにもありますよね?そういう時に何か良いことひらめきません?

も:スポン!って?笑

し:はい。ポンッ!って。笑
そしてお風呂から出て、作業するみたいな。

も:アイデアは、何かを見てというのではなく、ぱっと思いつく感じなんですか?

し:見ても思いつきます。「あ~。これ良いな~」って。

も:てどらんごに向けて、さらに作り足すんですか?

し:はい。そう思って、作り足していました。

も:そうなんですか~。

し:毎回同じのばかり出だしていると飽きられるので、できるだけ新作は出していきたいと思っているんですけど。

も:あ~。そうかもしれませんね~。

し: 子供の宿題で「満月を親と見る」という宿題があって。

も:へ~。笑

し:その日は、曇っていたんですけど、1日ズラシたら見れて。

も:中秋の名月のタイミングですね。

し:それをちょっこと見たんですけど。

も:そこからデザインを思いついた?

し:そうですね。でも、思いつくといっても、そんな大したものじゃないんですけ
ど。苦笑

も:これから「こういうのを作ろう」というアイデアはありますか?

し:そうですね~。ホントはアレルギーの方が絶対いるので、そういう方でも使えるようなのを、作りたいとは思っていたんですけど。どうやって良いか分からなくて。

も:そうですか~。研究するのとか、お好きそうですもんね。笑

し:そうですね。またハードルが上がりますね。笑

家族のお話になると、フッと表情が柔らかくなるshizkiroさん。
制作を続けて、イベントに出店できるのも「家族の理解があってのこと」と、それを励みに制作に臨まれているのが伝わってきました。
難しいほどやる気が出ると言うのも、家族の支えがあってこそ。

「色々手作りはしたんですが、続かなくて…苦笑」とおっしゃっていましたが、色んな作品作りを経験したからこそ“金属のアクセサリー”という枠の中でも
他では見ない、作品の広がりがあるんだろうな~。と感じました。

金属の作品に焦点を当てて、ご紹介しましたが、Shizkuiroさんは、天然石のアクセサリーも制作しています。
出店場所は、旧和田米穀店です!お楽しみに~。

Shizkuiroさん、どうもありがとうございました!

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学生や若い社会人が力を合わせながら、岩手県盛岡市「鉈屋町界隈」を中心に2010年より活動をスタート! 手づくり市“てどらんご”の企画運営の他、市内のガイドツアーやお食事交流会等を実施しながら、盛岡の “たのしい” を自ら創り上げると共に、住民や参加者にも “楽しんで” もらいたいと日々知恵を絞って活動しています。 お問い合わせ:morioka_wakamono_project@yahoo.co.jp [詳細]

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