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みんなでわいわい調理実習〜おやすみの朝に作る発酵ブランチ〜

time 2012/06/25

みんなでわいわい調理実習〜おやすみの朝に作る発酵ブランチ〜

あかり学級では4月から毎月、「食」をテーマに学び・体験してきました。

一学期最終回の今回は「発酵食を実際に作って食べてみよう!」ということで、料理家の吉田玲奈さんを講師に迎え、6月17日(日)アイーナで調理実習を行いました。

本日の料理のテーマは
「おやすみの朝に作る発酵ブランチ」

玲奈さんはフレンチ、イタリアン、和食に至るまで幅広い料理に精通した若手料理家。
今回はゆったりとすごすおやすみの朝にいただくブランチをイメージして発酵食をふんだんに取り入れたレシピを紹介していただきました。

本日のメニューはこちら!
★ 全粒粉入りの平たい丸パン
★ 新ジャガの梅ポテト
★ アスパラの胡麻味噌和え
★ 塩麹たまご
★ 自家製リコッタチーズと栃のはちみつ
★ ラッシー
★ 自家製シードル

さあ、A班〜D班の4つのグループに分かれて調理実習開始です!
場の雰囲気は料理教室というよりは、まさに家庭科の調理実習。

 

前のテーブルで玲奈さんが実際に作りながら教えてくれます。
そして今回はご主人の通称「アニキ」にもサポート役でおこしいただきました。

 

まずとりかかるのはパン作り。
フライパンでできるということで、個人的に一番楽しみにしていた一品です♪

強力粉、全粒粉、ドライイーストなどの材料をボールに入れ、油を加えながら手ですり混ぜてゆきます。さらにぬるま湯を加減しながら加え、生地がつるりとするまでこねます。

 

しかしなかなか生地がやわらかくならず苦戦する班続出。
アニキ、助っ人に参上。

 

礼奈さんのパン生地をみんなで触らせてもらいます。
同じ分量なのにしっとりとやわらかい!

室温(25℃くらい)で40分ほど生地をねかせます。
その間、他のお惣菜を作っていきます。

 

リコッタチーズづくり。牛乳を弱火であたためます。
ふつふつしてきたらレモン汁を投入!
チーズと乳精に分離しました。ザルでチーズだけとりわけます。

 

本日の食材は主に神子田の朝市で揃えています♪

 

さて、寝かせたパン生地はどうなったでしょうか?
おお!見事ふくらみました!ありがとうイースト菌!
こうして発酵の影響を目の当たりにするとあらためて酵母のすごさを実感します。

今回はインスタントのドライイーストを使いましたが、玲奈さんは普段、果物などから天然の酵母を起して作っているとのこと。天然酵母はインスタントものに比べ、ふくらむまでに時間がかかるようですが、香り、食感ともに良いパンが焼き上がりそう。

  

生地を等分に切り分け、フライパンで焼いてゆきます。
うーん、おいしそう。

さあ、盛りつけです。

 


玲奈さんが作ってきてくれた塩麹たまご。
やわらかめに茹でたゆで卵を塩麹に3日ほど漬け込んだもの。
これがいい酒の肴になるのだとか!


出来上がりです!

 

いただきまーす。

 

捨てずにとっておいた乳精はヨーグルトと混ぜてラッシーに!
グラスの中身は礼奈先生が作ってきてくれた自家製シードル。
ドライイーストと100%のりんごジュースを常温で3日間できてしまうとか。

4月のあかり学級ではは麹の話から発酵について学びましたが
今回は特にイースト菌の働きを五感を通じて体感することができました。
一学期「食」の締めくくりとして、みなさん良い学びができたのではないでしょうか。

玲奈さん、アニキ、どうもありがとうございました!   (ゆ)

このあかり学級調理実習。なんとっっっ、Yahooニュースでも取り上げられました!!
https://morioka.keizai.biz/headline/1097/

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学生や若い社会人が力を合わせながら、岩手県盛岡市「鉈屋町界隈」を中心に2010年より活動をスタート! 手づくり市“てどらんご”の企画運営の他、市内のガイドツアーやお食事交流会等を実施しながら、盛岡の “たのしい” を自ら創り上げると共に、住民や参加者にも “楽しんで” もらいたいと日々知恵を絞って活動しています。 お問い合わせ:morioka_wakamono_project@yahoo.co.jp [詳細]

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